2014/06/09
久しぶりに見たな、駅構内にある踏切。
皆野中学校裏手の河原から出艇。
中学校から徒歩一分。
ここの生徒だったら是非ともカヌー通学したかったな。
ド素人には流れが速く、あっという間に親鼻橋上流へ。
ここで警察の人に声を掛けられ、前々日に沈して低温症になり病院に運ばれたので注意するようにとご忠告を受ける。
前日、前々日とそこそこの降雨。
通常時より1m以上水位が高かった様。
そのせいで、というかおかげで去年ラフティングで下った時には漕がなければ進まなかった瀞場もひょいひょい流れる。
天気はイマイチも名所の岩畳にはチラホラと観光客が。
若者からグイグイと羨ましいビームが(思い込み)。
楽しいなぁ、最高だなぁ、なんて調子をこきながら写真を撮っていたら
ずどーん、と沈。
初沈。
激し目の波を超えたな、と思ったらガッツリ窪んだホール。
その先にドカッとした大波が。
体感的には高さ150cmほど。
バウが真上に見えたと思ったらいつの間にか水の中。
おそらくバク転状態で沈したんだろうなぁ。
ログを見る限りおそらく300mほど流された。
体感的には1km程だったけれど。
流された時に思ったことをアホアホな自分の備忘録として。
PFDはキッチリしなきゃイカン。
→こんなことは当たり前なんだけど、今日はただ装着してるだけだった。
流されながらPFDより顔が下がってしまった。
なもんで、流されながらPFDを浮き輪の様に手で持ち、顔を上げる必要があった。
片手、体力の無駄遣い。
ガッチリフィットさせるべし。
靴紐はキッツキツに。
→流されながらバタ足をしたのだけれど、上手く出来ない。
おそらく、素足の方がバタ足を上手く出来た。
途中で脱ぐことを想定するか、キッツキツにして素足のように密着させるべし。
バンジーコードは艇に一周回さねば。
→沈脱したときには艇が目の前にあったのだけれど、掴むところがない。
バンジーコードをバウ側にだけしていたのだけれど、沈した時にちょうどバウはない。
艇を掴もうにもツルツルしちゃって、アレよアレよとお別れするハメに。
少なくとも今回の沈においては、艇より自分のカラダの方が先行して流された。
そして、流されながら思ったことは
パドルをどうするか。
沈しながらも無意識にずーっとパドルを持っていたのだけれど、泳ごうとするにはあまりにも邪魔。
邪魔なんだけれど、再乗艇出来た時にパドルがないと何も出来ないなぁと。
流された時、カラダ先行、艇後行だったけれど、パドルを垂直にしようが、水平にしようが距離が縮まらない。
最終的にはどうにか艇を掴むことが出来たけれど、どうやって出来たかは覚えていない。
現時点で考え得るのは沈した瞬間に裏返しになった艇の上にでも載っけとけばよかったかな、くらい。
だけれどもこんなのは現実的ではないよなぁ。
どうするのが正解なんだろ。
ホントにヤバければ手放す気満々つもりだったけれど。。。
低体温症。
警察の話では前々日の人は2.5kmで低体温症になったそう。
その人がどんな格好だか聞き忘れていたけれど
(体感的に)1km流されながら考えていたのは
この2倍の距離を超えたら艇もパドルも何もかも諦めて岸に上がろうと。
低体温症の症状を知らない(→予備知識不足)のでカラダが動いたとしてもキッパリ諦めようと。
後々考えたのはヤバイと思った瞬間に大きく息を吸うべきだったなと。
現時点で思いつくのはこんなとこ。
教わる相手もいないので自分で体験するしかないですが、結果的には今回沈してよかった。
カラダが無事で勉強できたので。
そんなこんなでゴール地点50m手前でなんとか上陸。
全身、特に下半身がクタクタ。
十分カラダを休めてから出発。
S字の瀬、のハズなんだけど増水で普段と全く違った様相。
チャレンジしたところクリア。
う~ん、”S”字を下りたかったなぁ。
あまりにも激しい川下りとなりました。
濁流過ぎて生き物や川の中を
楽しむことはできませんでしたが
楽しむことはできませんでしたが
荒々しい川を下る経験はできました。
勉強、経験はもっとしないとですが
川下りは楽しいと思えた初長瀞でした。
川下りは楽しいと思えた初長瀞でした。
【当日のデータ】
水量:親鼻2.49~2.46m
プットイン:皆野中学校裏手
テイクアウト:樋口駅下
距離:8.3km
所要時間:1時間22分
最高気温:24℃
最低気温:19℃
艇:アルパカラフト
こんばんは。
返信削除いやーご無事で何よりでした。
川は自己責任ではありますが、初長瀞で親鼻2.49というのは、やはりちょっとやばいのではないかと。
どうかお気をつけくださいませ。
ちなみに、私は、前は瀬に突入するときは、「ヒャッホーイ」とか「バッカルコーン」って奇声上げてました。
各種洗礼の後、大きめの瀬では、自然に息吸うようになりました・・・。
多摩川のレポートもお待ちしております。
やまかわ さん
返信削除コメントをありがとうございます。
水位の違いで川にどのような変化があるかわからずに突撃してしまいました。今は10cmでも違いがあることがわかったのでこれからは気をつけます。ご心配ありがとうございます。
奇声を上げて瀬に突入、確かに息を吸えそうですね。恥ずかしくないセリフを考えます。
多摩川のレポートは、、、早めにあげるようにします。。。